この記事では、AI画像生成ツール「Leonardo.AI」について、始め方と基本的な使い方をわかりやすく解説します。
このようなイラストの生成ができます。
- Leonardo.AIの登録方法と基本的な使い方
- 主要な機能とその効果的な活用法
- 特に役立つプロンプトの作成コツ
本記事の筆者は、AI画像生成を利用した副業を行っている経験豊富なプロフェッショナルです。この記事を通じて、Leonardo.AIの多岐にわたる機能を理解し、あなたのクリエイティブな活動にどのように役立つかを掘り下げます。
記事を読み終える頃には、Leonardo.AIを初めてでも使いこなし、あなたの創作活動に新たな価値を加えることができるようになるでしょう。
Leonardo.AIとは
Leonardo.AIは、AI技術を活用してテキストに基づき画像を自動生成するツールです。このサービスは、オーストラリアの「Leonardo Interactive Pty Ltd」によって運営されています。
このツールの操作は非常にシンプルで、基本的にテキストのプロンプトを入力して画像を生成するだけです。Leonardo.AIは他の画像生成AIサービスと比較しても、高品質なイラストを生成できることが特徴です。
無料プランでも利用可能であり、生成数には制限がありますが、使いやすさと高度なカスタマイズオプションを備えているため、初心者からプロフェッショナルまで幅広く利用されています。Leonardo.AIは、簡単に高品質な画像を作成できる便利なサービスです。
Leonardo.AIの主な特徴
Leonardo.AIの最大の特徴は、高度なAI技術を用いた画像生成能力です。
ユーザーはテキスト形式で指示を入力し、そのテキストに基づいてAIが新しい画像を作成します。
例えば、「Girl reading in the sunset(夕日の中で読書する少女)」といった具体的なシーンをプロンプトとして入力すると、そのシナリオを反映した画像が生成されます。実際に生成されたい画像になります。
さらに、このツールは様々なアートスタイルや画像タイプをサポートしており、リアルな写真風から漫画風、抽象的なアートまで幅広くカバーしています。
またエレメントと呼ばれるLoRAも用意されており生成するイラストにそれぞれのエレメントの効果を付けることができます。エレメントはモデルにより使用できるものが変わります。
例えば先ほど生成したプロンプトでエレメントを加えてみましょう。下の画像のようにエレメント「Colorful Scribbles」を0.7加えてみます。
生成されました。このようにイラストに効果を付けることができます。Weightの数値を変えることで効果の強度を変更することもできます。
このようにLeonardo.AIでは多くのモデルやエレメントを加えることで、実写調、アニメ調など様々な画像が生成可能です。
Leonardo.AIの料金体系
Leonardo.AIは、初期費用無料のフリーミアムモデルを採用しています。基本的な機能は無料で利用可能であり、より高度な機能や追加の画像生成オプションを利用する場合は有料プランを選択することができます。
有料プランでは、生成可能な画像の数が増えたり、画像の解像度を高めたりすることが可能で、プロフェッショナルな用途にも対応しています。また、有料プランでは「商用利用」も可能になります。商用利用を考えている場合は、有料プランで利用しましょう。
Leonardo.aiでは、画像を生成する際に「トークン」と呼ばれる単位を使用します。消費されるトークン数は画像のカスタマイズ度合いによって異なり、カスタマイズが多いほど消費量が増えます。無料プランでは、1日に150トークンが付与されます。
10トークンの画像を生成する場合、1日15枚ほど生成することができます。無料で利用できるのもうれしいですね。
料金体系を見てみましょう。
プラン | 料金 | トークン数 | 商用利用 |
---|---|---|---|
Free | $0 | 150/日 | × |
Apprentice | $12 | 8,500/月 | 〇 |
Artisan Unlimited | $30 | 25,000/月 | 〇 |
Maestro Unlimited | $60 | 60,000/月 | 〇 |
日本語設定の有無
残念ながらLeonardo.AIのページ言語は英語です。日本語ページはありません。私はそれほど英語は得意ではありませんので、Google翻訳やDeepL翻訳を使いながら利用しています。
プロンプトに関しても基本は英語で入力となります。プロンプトも私はGoogle翻訳で日本語から英語に翻訳して入力しています。
ある程度、入力する単語はあらかじめメモ帳などに用意しコピペしています。
試しに日本語で生成してみましょう。下のように入力し、2枚生成てみました。
生成できましたが、女性は認識しているようですが、背景は指示と違う出力になりました。
同じ内容で英語に翻訳したプロンプトで生成してみます。
草原と青空の背景になりました!このようにプロンプトは英語で入力したほうが正確に生成されます。プロンプトは英語で入力するようにしましょう。
Leonardo.AIの始め方・登録方法
それでは実際にLeonardo.AIを利用するために登録していきましょう。手順は次の通りです。
サインアップ手順
Leonardo.AIへのサインアップは、いくつかの簡単なステップで完了します。
まず、下のボタンをクリックしてLeonardo.AIの公式ウェブサイトにアクセスします。
すると下の様なアインアップ画面が出てきますので、お持ちのApple、Google、Microsoftのアカウトで登録可能です。ない場合はメールアドレスを入力しましょう。
今回はメールアドレスで登録してみます。まずは下の画像のようにEmailと任意のパスワードを入力します。
パスワードには、一文字は大文字にする、8文字以上にする、などいくつか条件がありますので、それを満たしたパスワードにしましょう。
入力後「Sign up」を押すと、登録したメールアドレスの「パスコード」が送信されます。
届いたパスコードを入力し「Confirm account」をクリックします。
次にユーザーネームの登録画面になりますので、ここでお好きなユーザーネームを「@」のところに入力します。
既に登録されているユーザーネームは使用できません。緑色の☑マークが付けば使用できます。
次に興味がある分野を選択します。
また下部に18歳以上かどうかの確認があります。18歳以上の場合はチェックをオンにしましょう。
次に進むとあなたがどういった方かを聞かれるので、適したものを選びましょう。
これで登録完了です!
サインアップが終わると、Leonardo.AIは新規ユーザーに向けて基本的な使い方を紹介するチュートリアルが始まります。
このチュートリアルを通じて、Leonardo.AIの基本的な機能や画像生成のプロセスについて学ぶことができます。
Discordへの参加とその利点
Leonardo.AIのユーザーには、公式Discordコミュニティへの参加が推奨されています。Discordは、ユーザーが互いに交流したり、サポートを受けたりするためのプラットフォームです。このコミュニティに参加することで、以下のような多くの利点があります
- リアルタイムサポート
- 他のユーザーや開発者から直接サポートを受けることができるため、問題が発生した際に迅速に解決することが可能です。
- 情報交換
- 他のクリエイターからプロンプトのアイデアを得たり、作品を共有したりすることができます。
- 最新情報の入手
- Leonardo.AIのアップデートや新機能に関する情報をいち早く得ることができます。
さらに、Discordコミュニティは様々なバックグラウンドを持つクリエイターが集まるため、刺激的な創作活動の場となります。実際に、多くのユーザーがこのコミュニティを通じて新たな創作のインスピレーションを得ています。
Leonardo.AIへの登録とDiscordコミュニティへの参加は、AIを活用した画像生成の世界への入り口となります。これらのステップを踏むことで、誰でも簡単に高品質な画像を生成し、自分の創造力を次のレベルへと引き上げることができるでしょう。このようなプラットフォームの利用が、クリエイティブな表現の幅を広げ、新しい可能性を開くキーとなります。
Leonardo.AIの主な機能と使い方
ここでは、Leonardo.AIの代表的な機能とその使い方を具体的に見ていきましょう。
Text to Image: プロンプトから画像を生成
Text to Image機能は、ユーザーが入力したテキスト(プロンプト)に基づいて画像を生成します。
例えば、「道路に停車している車」というプロンプトを入力すると、その情景を表現した画像が生成されます。
この機能は、非常に直感的で、特に具体的な描写をすることで、より精密な画像を得ることができます。
実際に画像を生成してみましょう。
まずは「Image Creation」のページに行きます。
するとこの下のような画面になりますので、ここで画像生成していきます。
赤枠で囲んだ「Type a prompt…」にプロンプトを入力して画像を生成することができます。実際に「道路に停車した車」と入力し画像を生成してみましょう。
生成する画像のスタイルや、サイズ・比率、生成する枚数などについては右部分で設定できます。今回使用するモデルは、24年6月にリリースされた「Leonardo Phoenix」を使います。
実際に生成した画像です。とてもリアルな画像が生成できました!
なおLeonard.AIには、プロンプトを自動で強化してくれる機能があります。Autoにすると先ほどの「Car parked on the road」がさらに拡張され、さらに詳細な画像を生成することができます。
自動で拡張されたプロンプトで生成した画像。
拡張されたプロンプト
Vibrant color photograph, capturing a sleek, cherry-red sports car parked along a winding, mountainous road, surrounded by lush, emerald-green trees and wispy, white fog, evoking a sense of mystery and adventure. The sun casts a warm, golden light, illuminating the scene with a soft, cinematic glow. The car’s shiny, metallic surface reflects the environment, creating a sense of symmetry and depth. With misty hills fading into the distance, this serene, idyllic scene exudes tranquility and freedom.
Image to Image: 画像から新たな画像を生成
Image to Image機能では、既存の画像を元に新しい画像を生成します。
この機能は、元の画像をベースにして、異なるスタイルや要素を加えた新しい画像を作り出すことができるため、既存の画像を元に新たな画像を生成できる機能です。
無料版は元画像は1つまでをアップロードすることができ、有料版では、6つまで画像を使う事ができます。
それでは、実際にImage to Image機能を使ってみましょう。下の花のイラストを使ってみます。
「Image Guidance」の「Image Input-Image to Image」にこのイラストをアップロードします。
アップロード画像は、下の画像の通り、PCのローカルにある「Your Uploads」やこれまで自分が生成した画像「Your Generations」、ほかの利用者が公開している画像「Community Feed」、フォローしている人の「Follower Feed」からアップロードできます。
白い花のイラストをセットします。「Type」は「Image to Image」を選択します。
「Strength」でこの画像を反映させる強度が選べます。値が高いほど元の画像に近い画像出力され、値が低いほどAIが考えたクリエイティブな表現になります。
まずは「0.05」で出力してみましょう。
出力されました。
先ほどの画像と比べるとより詳細なイラストになりました。
強度を「0.03」に下げてみましょう。強度を下げると元画像からよりクリエイティブになるという事ですが、どうなるでしょうか。
生成されました!
元画像の花の数は同じですが、花の色や形は変わりましたね。
このように「Image to Image」を使うとイラストをブラッシュアップしたり、写真をイラストに変更したりできます。
画像のイラストの雰囲気を変更したい、ブラッシュアップしたい場合には、ぜひ「Image to Image」を使ってみてください。
Control Net: 特定のポーズを指定して画像生成
Control Netは、特定のポーズや動作を指定して画像を生成する高度な機能です。
ユーザーはポーズの詳細を入力することで、指定したポーズのキャラクターを描いた画像を作成することができます。
Leonardo.AIには「Image Guidance」という複数のControlNet機能があります。
この機能は画像のスタイル設定などを指定したり、画像を変更、改善することができます。多様なControlNet設定で複雑な調整が可能になります。
また、この新しい機能は独立した重み付けや複数のControlNetオプションを同時に使用できるなど、多くの利点があります。
例えば、画像の構成を微調整しながらキャラクターを特定のポーズで配置したい場合や、キャラクターの外見に細かな調整を加えつつ背景に深みと質感を追加したいときに便利です。これらはすべて、「Image Guidance」タブで利用可能です。
ControlNetの機能は以下の通りです。
- Depth-to-image(深度から画像へ)
- Edge-to-image(エッジから画像へ)
- Line Art(ラインアート)
- Normal Map(ノーマルマップ)
- Pose-to-image(ポーズから画像へ)
- Pattern-to-image(パターンから画像へ)
- Sketch-to-image(スケッチから画像へ)
- Text Image Input(テキスト画像入力)
- QR Code to Image(QRコードから画像へ)
これらの機能を利用して、より創造的な画像作成が可能になります。
詳しくは別の記事で深堀したいと思います。
Prompt Generation: プロンプトから新たなプロンプトを生成
Prompt Generation機能は、入力された単語や文章を入力すると新しいアイデアを生成してくれるツールです。
この機能はイラストのアイデア出しの手助けや、プロンプトのブラッシュアップに役立ちます。
AIから新しい視点のプロンプトが出されることがあり、新しい発想を提供してくれます。ユーザーがさらにオリジナルなコンテンツを作成するのを助けてくれます。
私もインスピレーションがわかない時やイラストのアイデアに困ったときに利用しています。
具体的に使い方を見てみましょう。
まずは「AI Image Generation」ページ内にある「Prompt Generation」をクリックします。
すると下記の画面になります。
!の欄に説明書きがあります。
This tool will allow you to come up with more complex prompt ideas from a simple prompt. E.g. if you type in “a car” and click Ideate it will come up with a number of more complex concepts which include a car.
【訳】このツールを使用すると、簡単なプロンプトからより複雑なプロンプトのアイデアを思いつくことができます。たとえば、「車」と入力して「Ideate」をクリックすると、車を含むより複雑なコンセプトがいくつか表示されます。
それでは実際に「car」と入力してプロンプトを生成してみましょう。
「Number of Prompts to Generate(生成するプロンプトの数)」にある通り、生成されるプロンプトの数を指定します。今回は4つ生成してみます。
下の画像の矢印のところに「car」と入力し、「Ideate」をクリックします。
4つのプロンプトが生成されました。4つのプロンプトの内容は下の通りです。
- A sleek, futuristic car with a metallic finish, zooming through a neon-lit cityscape at night.
- 訳:メタリック仕上げの洗練された未来的な車が、夜のネオンに照らされた街並みを疾走します。
- A vintage muscle car, its engine roaring as it speeds down a winding mountain road, surrounded by vibrant autumn foliage.
- 訳:鮮やかな紅葉に囲まれた曲がりくねった山道をエンジンの轟音とともに疾走するビンテージマッスルカー。
- A whimsical car made entirely of candy, driving through a fantastical world filled with giant lollipops and cotton candy clouds.
- 訳:巨大なロリポップと綿菓子の雲で満たされた幻想的な世界を走る、完全にキャンディーでできた気まぐれな車。
- A rugged off-road vehicle, splattered with mud and surrounded by a rugged landscape of rocky mountains and dense forests.
- 訳:泥が飛び散り、岩山と鬱蒼とした森の険しい風景に囲まれた頑丈なオフロード車。
このように単語から画像のアイデア出しをしてくれる非常に便利な機能です。もちろん複数の単語や文章でもプロンプトを生成することも可能です。
ちなみに生成されたプロンプトで③が気になったので、2枚画像生成してみました!
なかなかこんなアイデアは思いつかないですね(^-^;
皆さんもアイデアを出してほしい際は利用してみてください。
AI Canvas: 画像編集機能
AI Canvasは、生成された画像をさらに編集するための機能です。
ユーザーはこのツールを使って、色調整、フィルターの適用、画像のクロッピングなど、さまざまな編集作業を行うことができます。
この機能により、生成された画像をさらに調整することができます。
トップ画面メニューの「Canvas Editor」(赤枠で囲んだところ)をクリックすると、編集ページにいきます。
生成した画像からも「Canvas Editor」に移動することもできます。その場合は、画像の上にカーソルを合わせると出てくる編集項目の四角いイラスト(Edit in canvas)をクリックすると、その画像がEdit in canvasにセットされます。
下がAI Canvasの画面です。
使い方は、編集したい画像を選択し、各メニューで編集することができます。
ご紹介したこれらの機能を利用することで、AI画像を簡単かつ迅速に作成することができます。
Leonardo.AIのプロンプトのコツと作り方
Leonardo.AIを使用して魅力的な画像を生成するためには、効果的なプロンプトの作成が鍵となります。ここでは、プロンプト作成のコツを紹介し、さらには日本語でのプロンプトの書き方についても解説します。
効果的なプロンプト作成の3つのコツ
プロンプトを作成する際には、以下の三つのポイントを意識することが重要です。
- 具体性を持たせる
- プロンプトに具体性を持たせることで、AIはより詳細でリアルな画像を生成することができます。例えば、「猫」ではなく、「夕日を背にした白と茶色の猫が草原で遊ぶ」と具体的に記述すると、より鮮明で想像力豊かな画像が生成されます。
- スタイルを指定する
- 画像のスタイルを指定することで、望むアートフォームに合った結果を得ることができます。例えば、「インプレッショニズムのスタイルで描かれたパリの街並み」と指定することで、特定の芸術的要素を反映した画像を生成できます。
- 色の使用を明示する
- 色を指定することも、プロンプトに含めることができます。これにより、画像の雰囲気や感情表現をより細かくコントロールできるようになります。例えば、「青と緑の色彩が支配的な冬の森林」といった具体的な色の指定をすると有効です。
Leonardo.AIの利点と制限
Leonardo.AIは、多様な業界で利用されており、特に商用利用において多くの可能性を秘めています。
しかし、その使用には著作権とプライバシーのリスクも伴います。
ここでは、Leonardo.AIの主な利点と制限について詳しく解説します。
商用利用の可能性
Leonardo.AIの最大の利点の一つは、その商用利用の広がりです。
この技術を使うことで、企業は広告、商品デザイン、顧客エンゲージメントの向上など、さまざまな方法でビジネスを拡張することができます。
例えば、AIを利用してユーザーの入力に基づいてカスタマイズされた広告画像を即座に生成し、ターゲットオーディエンスに適切なコンテンツを提供することが可能です。
また、ファッション業界では、Leonardo.AIを使用してトレンドに基づいた服のデザインを生成し、速やかに市場に投入することができます。
これにより、消費者のニーズに迅速に応え、競争優位性を確保することが可能となります。
著作権とプライバシーのリスク
一方で、Leonardo.AIを使用する際には著作権とプライバシーのリスクが伴います。
AIによる画像生成は、元となる画像やテキストに基づいており、これらが著作権で保護されている場合があります。
そのため、AIで生成した画像を商用目的で使用する前には、その内容が著作権侵害を起こしていないか慎重に確認する必要があります。
また、個人の顔や特定の風景が含まれる画像を扱う場合、プライバシーの問題が発生する可能性があります。企業は、個人の同意なく特定の個人を特定できる画像を使用することが法的な問題につながるため、使用するすべての画像に対して適切な権利を持っているか、または公正な使用の範囲内であるかを確認する必要があります。
Leonardo.AIは、その画像生成の能力において顕著な利点を持ちますが、商用での利用には注意が必要です。著作権とプライバシーの問題に対して責任を持って対応することで、企業はこの強力なツールを安全かつ効果的に利用することができます。
このように、Leonardo.AIの機能を最大限に活用しつつ、その制限を理解し遵守することが、成功への鍵となるでしょう。
Leonardo.AIを使う際の注意点
Leonardo.AIを利用する際には、いくつかの重要な注意点があります。
特にプランの制限については、事前に理解しておく必要があります。
無料プランと有料プランの制限
先の【Leonardo.AIの料金体系】でも書きましたが、Leonardo.AIには、無料プランと有料プランが存在し、それぞれに異なる機能と制限が設けられています。
無料プランでは、画像生成の回数に制限があるため、頻繁に多くの画像を生成する必要がある場合には不便を感じるかもしれません。また、画像の解像度や編集機能にも制限があり、プロフェッショナルな用途には向いていないでしょう。
一方、有料プランではこれらの制限が大幅に緩和され、高解像度の画像生成や追加の編集機能が利用可能になります。しかし、コストが発生するため、使用する機能と予算を検討した上で適切なプランを選択することが必要です。
Leonardo.AIを効率的に使用するためには、プランの制限を理解し、適切なプランを選択することが需要です。
また、有料プラン限定ですが、2024年7月から残ったトークンが翌月に持ち越せるようになりました。上限の3か月分まで貯めておくことができます。プランごとにプールできるトークンは下記のとおりです。
- 見習い:25,500トークン
- 職人:75,000トークン
- マエストロ:180,000トークン
Leonardo.AIの実際の活用例と評判
Leonardo.AIは、その高度な画像生成技術を活用して、様々な業界で革新的な利用例を生み出しています。
ここでは、実際のユーザーのレビューと、商用での成功事例を詳しく見ていきます。
利用者のレビューと評価
Leonardo.AIは、そのユーザーフレンドリーなインターフェースと高品質な画像生成能力で、多くのポジティブな評価を受けています。
例えば、デジタルアートを作成するクリエイターからは、「思い描いたシーンを瞬時に具現化できるため、創作の幅が広がった」との声があります。
また、マーケティングプロフェッショナルは、「キャンペーン用のビジュアルを迅速に作成でき、プロジェクトのターンアラウンドタイムが大幅に短縮された」と評価しています。
教育分野では、教師が授業資料を魅力的にするためにLeonardo.AIを使用しており、「生徒の関心を引くビジュアルが簡単に作れるため、授業の効果が向上した」とのレビューが寄せられています。
これらの評価は、Leonardo.AIの多様な利用価値を示しています。
商用利用での成功事例
Leonardo.AIの商用利用例は、特に広告業界とファッション業界で顕著です。
広告会社では、キャンペーンのビジュアルを短時間で大量に生成する必要があるため、Leonardo.AIを積極的に活用しています。
例として、ある広告会社はLeonardo.AIを使用して季節ごとのキャンペーン画像を生成し、その結果、キャンペーンのクリックスルーレートが前年比で30%向上したと報告しています。
ファッション業界では、トレンドに応じたアパレルのデザインを迅速に作成するためにLeonardo.AIが用いられています。
あるアパレルメーカーは、消費者の好みを分析し、それに基づいてLeonardo.AIでデザインを生成、コレクションを素早く市場に投入することで、売上を20%増加させました。
これらの事例から、Leonardo.AIがどのように実際のビジネスシーンで効果を発揮しているかがわかります。
レビューと評価、そして具体的な成功事例を通じて、Leonardo.AIの実用性とその影響力を理解することができます。
これらの情報は、Leonardo.AIを検討中の企業や個人がこの技術をどのように利用できるかの参考になるでしょう。
まとめ
この記事では、Leonardo.AIの基本的な使い方から具体的な機能、注意点まで幅広く解説しました。最後に重要なポイントを簡潔にまとめます。
- サインアップは簡単で迅速
- 多彩な画像生成機能
- 無料と有料プランの選択
Leonardo.AIはその多機能性で多くのクリエイティブなニーズに応えることが可能です。
ぜひ皆さんも「Leonardo.AI」を利用して画像生成を始めてみてください。
本記事を通じてLeonardo.AIの使い方を理解し、さらに詳細な活用例に興味を持たれた方は、関連記事「音楽生成AI「SunoAI」と画像生成AI「Leonardo.AI」を使ってアイドルMVを作ってみた☆彡」もぜひご覧ください。